MT4採用FXブローカー(会社)の選び方の重要なポイント
MT4で稼働するEAの成績は、稼働するFX会社(ブローカー)によってその運用成績は大きく変わってきます。
ここでは、メタトレーダー4による自動売買に対応したFX会社選びの重要な点について解説します。
スプレッドの広さ
FX会社(ブローカー)によって、スプレッド、営業時間、取り扱っている通貨ペア、最低ロット数などが大きく違います。

その中でも、スプレッドの違いは非常に重要です。
例えば、あるFX会社と違うFX会社が0.1pips違っているとすると、100回トレードすると、10pipsの差となります。
これは、1ロット10万通貨でトレードしているのであれば、1万円に相当します。
この差は決して無視できるものではありません。
なぜなら、ロットを大きくすればするほど、スプレッドの影響も大きくなるからです。
最低でも、ドル円とユーロドルのスプレッドは必ず確認しておきましょう。
指標発表時や早朝のスプレッドにも注意
以下の場合、瞬間的にスブレッドが平常時の数倍から数10倍になります。
- 朝6〜7時前後の早朝の時間帯
- 米連邦公開市場委員会(FOMC)、雇用統計のような大きな指標が発表されるとき。
ですから、バックテスト通りのパフォーマンスか出せなくなる可能性か高いです。
なぜなら、このときにエントリーすると不利な価格で約定してしまうからです。
EAを一時停止したり、EAのスプレッドフィルターを利用したりして不利な価格で約定を防げます。
しかし、最初からスプレッドが開きにくいFX会社を選ぶのが賢いやり方でしょう。
スリッベージ
スリッページとは、「注文時の滑り」のことで、注文した時点の価格と実際に約定された価格の差のことを指します。
スリッページによって、スブレッドが狭くても、実際にトレードするとなぜか不利な位置で約定したり、ストップロスを超えた価格で損切りされてしまうことがあるのです。
全てのブローカー(FX会社)で発生する可能性があります。
しかしながら、滑りやすいFX会社、滑りにくいFX会社というのは存在します。
複数のFX会社を使うメリット
資金に余裕のある方は、ぜひ複数のFX会社(ブローカー)でEAを運用することをおススメします。
パフォーマンスの差が正確に比較できるのが、複数のFX会社でのEA運用です。
また、FX会社ごとの微妙なエントリーの誤差による収支への影響も小さくすることができます。
さらに、あるFX会社でシステム障害などが発生した際のリスクを分散して軽減することもできます。
市販のEAは、一つの口座でしか稼働しないことが多いので、複数のFX会社で同じEAを稼働させることが出来るEAを見つけてくるか、違うEAで複数稼働させる必要がありますが、大きな資金での長期間の運用を考えている方は、一考の価値があるでしょう。
海外FXブローカーの注意点
海外のFX会社の大きなメリットは以下の2点です。

- 高いレバレッジ
- 残高がマイナスになっても追証が発生しない「ゼロカットシステム」
一方、注意点は・・・。
出金拒否のリスクが国内に比べて高い
海外のFX会社は、その立地上、トラブルが発生したときに交渉するのが難しいという側面があります。
実際に、いくつかのブローカーで出金のトラブルが存在するという話も噂に在ります。
とはいえ、日本のブローカーが介在した海外FXは厳選されて選ばれてますので、安心して使えます。
国内FXより税金が高い
海外FXで得た利益は雑所得扱いとなるため、累進課税が適用されます。
国内FXであれば、いくら稼いでも税金は20%ですが、海外ブローカーの場合は最大で半分近く課税されてしまいます。
国内FXよりスプレッドが広い海外FX
海外ブローカーのスプレッドの広さも問題になります。
国内FXではほとんどのブローカーでスプレッドは1pips未満です。
一方、海外の場合は2〜3pips程度あるのが普通です。
(こちらで紹介の海外FXは、その限りではありませんが・・・。)
海外FX会社がお得意のキャッシュバックやナノスプレッドタイプの口座を使えば、条件は多少良くなりますが、それでも国内に比べればスプレッドの狭さで劣る場合がほとんどです。
海外FX会社を利用する場合は、こうしたメリット、デメリットを考慮しつつ、少額での運用をメインに利用して、ある程度まとまった資金ができたら、国内FXへ移行するのも一つの策です。
主要国内MT4ブローカー
外為ファイネスト |
現在、最もお勧めできるブローカー。
ロットの自由度が非常に高く、安定したスプレッドと約定力を持つ。 |
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OANDA JAPAN |
東京サーバーはスプレッドか狭く、約定力も高い。
最低ロットは1万通貨以上で通貨ペアか多く、営業時間も長い。 |
FXトレードフィナンシャル |
外為フィネスト、OANDA JAPANに比べてややスプレンドが広いが、初期に開設する口座としては有力。 |
FOREX.com 口座開設 |
スプレジドは広めだが、通貨ペアは非常に多い。
口座開設でEAがもらえるキャンベーンを多数開催。 |
EZインベスト証券
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完全NDDをうたっており、CFD(証券CFDのみ)を取り扱っているのか大きな特徴。 |
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